私が「視覚障害者の婚活」を支援しているワケ

目次

複数の偶然と私自身の経験が、現在の活動を始めるきっかけになりました。
今回は、なぜ私が視覚障害者の婚活支援を始めたのかをお伝えしたいと思います。

私が全国視覚障害者結婚相談所で、視覚に障害のある方の婚活を支援するようになったのは、今思えば、まるで流れに導かれたかのような必然でした。特別なきっかけがあったわけではなく、いくつかの偶然が重なり、自身の人生経験も相まって、今の私があると感じています。今回は、私がこの活動を始めるに至った、少し個人的な背景をお話ししたいと思います。

小学生、そして大学生。「点字」との不思議な縁

最初のきっかけは、小学校の頃にありました。何となくクラスのみんなに誘われるがまま、点字クラブに入部したのです。当時の活動は、本の点訳をしたり、すごろくに点字をつけたりと、遊びの延長のような感覚でした。点字に触れるのはそれが初めてでしたが、その時はまさか、将来の自分の仕事に繋がるとは夢にも思っていませんでした。

時は流れ、大学生になった頃、また不思議な縁が訪れます。友人が「点字研究部に入部する」と言い出したのです。私は特にこれといったサークルに入るつもりもなかったので、これもまた誘われるがまま、一緒に点字研究部に入部しました。そして、そこで初めて、実際に視覚障害を持つ方々と出会うことになります。

初めての出会いと、驚きの連続

それまで、街中で白杖を持っている方や、もしかしたら白杖がなくても目が不自由な方を見かけたことはあったかもしれません。しかし、私が「視覚障害者」ということをはっきりと認識し、直接交流したのはこの大学の部活動が初めてでした。部員には全盲の方も多く、正直なところ、当初は「全盲」と「弱視」の違いもよく分かっていませんでした。後になって、「あの人、実は少し見えていたんだな」と知ることもあり、自分自身の認識不足を痛感することもありました。

この学生生活を通して、視覚障害のあるたくさんの友達ができました。そして、彼らと一緒に色々な場所へ遊びに行きました。手引きの経験などもちろんありません。言われるがままに肘を貸し、隣を歩く。それが、私の初めての手引きの始まりでした。

彼らとの交流の中で、私はいくつかの「驚き」を経験することになります。

「見える」からこそ気づかなかった世界

ある日のこと。私は電車移動があまり得意ではなく、特に池袋のような巨大な駅は、何本もの路線が乗り入れていて、正直なところいつも迷っていました。そんな私が、視覚障害の友人を手引きして池袋駅を歩くことになったのです。私は正直に「私、全然分かんないんですよね、池袋駅…」と打ち明けました。すると、友人からは意外な言葉が返ってきました。

「大丈夫。僕が道案内するから。」

彼の言葉通り、「JRの券売機を過ぎたら左に曲がって、次のキヨスクが出てきたら、右」というように、彼は実に的確に道案内をしてくれました。そして、私たちは無事に目的地へ到着することができたのです。驚いて「どうしてわかるんですか?」と尋ねると、「池袋なんてわかりやすい駅だよ」と彼。なんと、駅の構内図が頭の中に完璧に入っていると言うのです。

この時、私はハッとしました。自分は「見えるがゆえに」、いつも頭上の標識ばかりを見て進むので、一向に駅の構内図が頭に入らないのだと。彼は見えないからこそ、空間認知能力や記憶力など、私たちとは異なる方法で世界を理解していたのでした。このことは、道案内は見える者がするものだという私の固定観念を崩してくれました。もちろん、視覚障害者の全員が彼のようではないと思いますが、見えないからこその強みをここに感じました。

映画館での気づき:共有する体験の価値

こんなこともありました。「今度一緒に映画を見に行かない?」と誘われたのです。映画は「見るもの」という固定観念があった上、ファンタジー映画だと聞いて、正直なところどうやって見るのかなと疑問に思いました。しかし、友人を含め4人ほどで連れ立って、映画館へ足を運びました。

しばらく映画を見ていると、友人から「今は誰のセリフだったの?」と尋ねられました。以降は、効果音だけの場面や、状況説明がセリフでなく映像で表現されている場面では、できるだけ画面がどんな感じに展開しているのか、隣でそっと耳打ちして伝えました。映画が終わってから、彼が「一応原作は読んだんだけど、結構変わっているところがあったね」と言っているのを聞いて、なるほどと納得しました。

そんなこんなで、学生時代は映画やボーリング、食事、初詣、花火大会、旅行、遊園地、飲み会など、本当に多様なことを一緒に楽しみました。

自身の婚活経験と、支援への決意

そして社会人になり、私は最初の結婚を経験します。しかし、残念ながらこの結婚生活は5年で終止符を打ちました。その後、私自身も独自に婚活を行いましたが、最終的には結婚相談所の力を借りて、再婚を果たすことができました。バツイチであることで、自分なりに苦戦しているなと感じていました。

念願だった子どもにも恵まれ、その子が1歳になったとき、私は「同じように再婚活をしようと思っている人の力になりたい」という強い思いから結婚相談所を始めました。これが、私が結婚相談所を始めたきっかけのひとつです。

ちょうどその頃、同年代や少し上の世代の視覚障害者の友人から、切実な声を聞く機会がありました。「結婚相談所で活動してみたいけれど、なかなか良い相談所が見つからない」「入会したかったけれど、受け入れてもらえなかった」といった話です。この話を聞いたとき、学生時代に培った視覚障害者の方々との交流経験と、私自身の婚活、そして結婚相談所での再婚経験が、一つの線で繋がったように感じました。

「視覚障害者の方々が、もっと安心して、そして使いやすい結婚相談所を作りたい」。その強い思いが、現在の「全国視覚障害者結婚相談所」を運営する原動力となっています。

最後に

私自身の経験と、視覚障害のある友人たちとの出会いが、今の私を形作っています。これからも、一人でも多くの方が幸せなパートナーと出会えるよう、心を込めてサポートしていきます。

さらに

最後まで読んでくださりありがとうございます。
私が「視覚障害者の婚活」を支援しているワケがおわかりいただけたでしょうか?
ですが、他にもまだ理由があるんです。
気になる方は無料のご相談のときにぜひ聞いてみてくださいね。きっとなるほど!と思いますよ。

婚活における同行援護のお話

目次

結婚相談所でお見合いが決まった場合、どのようにして会場まで行くか。またどのようにしてお相手を見つけるかで悩まれる方もいらっしゃいます。

見えかたや男女の違いなどでも解決方法は違ってきますので、ひとつの解決策としてこの記事を参考にしてくださいね。

同行援護が使える

結婚相談所での活動では同行援護を使っていただくことができます。
少なくとも全国視覚障害者結婚相談所では使っていただいて構いません。

  • 無料相談
  • 契約
  • お見合い
  • 交際

注意していただきたいのは、他の結婚相談所で活動したいと思っている場合です。
視覚障害者に慣れていない結婚相談所では、無料相談時に同行援護従業者を伴って来た場合「自立していないからお相手を見つけることはできない」と見えてしまうことがあります。

ハンディキャップと自立していないということを情報として持っていないことなどが原因です。
その場合は、視覚情報を補うための、必要な支援であり、自分でできることは自立している点をしっかりと伝えて下さい。できれば具体例をあげて伝えると良いです。

お見合い時も同行援護を利用している

お見合い時、と書きましたが、正確にはお見合いの前後です。
お相手の服装などを事前に共有しますので、同行援護従業者に見つけてもらうことができます。
なお、自分およびお相手の服装については、視覚障害者に限らずすべての人がお相手に知らせることになっています。

帰りも利用するため、帰りの時間が必然的に決まってしまうというデメリットはあります。
しかし、最初のお見合いでは1時間程度で切り上げますので、そこまでのデメリットではありません。

同行援護で事前に会場確認する人もいる

同行援護を使って事前にお見合い場所の下見をして、一人でも行けそうなら当日は自力で行くという方法もあります。
駅から会場までの道のりが難しい場合、タクシーを使って会場の入り口につけてもらう方法もあります。
多くはホテルのラウンジですので、ホテルの車係やコンシェルジュが会場まで手引きしてくれる場合があります。事前にホテルに日時を伝えておくと安心です。

同行援護を依頼するときの使用目的を言いづらい

よく聞かれるのが、婚活に同行援護を利用したいが事業者に利用目的を言うのが恥ずかしいという声です。

事業者としては、事細かな情報が欲しいわけではありません。
やんわりと「友人と会う」とか「会食」などと伝えておけば大丈夫です。

とはいえ、いろいろと詮索してしまう同行援護従業者もいらっしゃるかもしれません。
「大事な要件なので今はちょっと言えません」とぼやかして伝えてみてはいかがでしょうか。

同行援護を使って楽しい婚活を!

婚活は、普段なかなか会えない業種の人と出会えたりして、世界が広がる活動だと私は感じました。
自分一人では行くこともなかった場所に行けたり、興味のなかったことも、人を知ることで興味が湧いたりしました。

一度きりしかない人生を、彩り豊かに過ごせると良いですよね!

源泉徴収票を改めて取り寄せ活動開始した男性会員様のお話

入会時の書類で必要になる源泉徴収票のお話しです。
なぜ必要なのか、どうやってもらうのかがわかります。

目次

改めてもらう気になれない源泉徴収票

先日、こんな男性がいらっしゃいました。

とある結婚相談所に入会するために、以前の職場から源泉徴収票を取り寄せ、提出しました。ところが、結局その結婚相談所では活動せずにやめてしまいました。ほどなく全国視覚障害者結婚相談所があることを知り、問い合わせくださいました。

現在の職場の源泉徴収票は手元にありますが、以前の職場からのものは、自分の都合で退職したことや一度交付してもらっていることから、改めてもらう気になれないと言うことでした。

源泉徴収票はなぜ必要か

この方には、源泉徴収票のあるなしで変わってくるポイントをお伝えしたところ
年収の欄にかける数字が低くなるけれども現在の職場分だけで活動するか
来年度になれば、現在の職場の源泉徴収だけで良いため、それまで待つか、と言う選択で悩んでおられました。

前の職場に問い合わせづらいお気持ち、わからないでもないです。

しかし、お子さんが欲しい36歳の男性です。
早めに婚活するに越した事はありません。
また、現在の結婚相談所においては、条件で検索する方がほとんどのため、単純に考えれば年収は高いほど有利です。ざっくりした数字を教えてもらったところ、以前の職場分ももらえたほうがこの方にとっては有利でした。

源泉徴収票は何度でも出してもらえる

源泉徴収票は何度でも出してもらえます。何に使うのかまで聞いてくることもないでしょう。以前の職場に電話をかけるのは気が引ける面もあるのかもしれませんが、
「今それをすることによって得られるメリットの方が大きいのではありませんか?」とだけお伝えしました。

彼は実行に移し、次の週には入会面談に来られました。
翌月にはお見合いも決まり、着々とマインドセットもしています。

このように婚活は実行力が求められます。
あなたにも、きっとその実行力は備わっていますよ。
無料相談は随時お受けしています。

ファッションにおける自分ブラッシュアップ計画その6

目次

婚活成功の鍵は「メイク」と「自信」!見えないからこそ、肌で感じて輝く自分と出会う旅へ

婚活中、「なぜかチャンスに恵まれない…」「もっと自分を魅力的に見せたいのに」と感じることはありませんか? 視覚に障害があっても、実は「メイク」と「自信」が婚活成功の重要な鍵なんです。

全国視覚障害者結婚相談所を共に支えてくださっている磯谷陽子氏は、ブラインドメイクの資格もあるパーソナルスタイリストです。一緒にあなたの婚活を応援してくれますので、ぜひご相談ください。
例えばお見合い写真を撮るための服装選びから写真撮影や買い物の動向、お見合い時はもちろん交際時の服装やメイクまで相談に乗ってくれるんです。

さて、ここでいう「メイク」とは、単に色を塗ることだけではありません。肌を整えるスキンケア、清潔感を引き出すベースメイク、顔の印象を明るくするポイントメイクなど、あなたの肌で感じ、触れることで完成する「自分を慈しむ行為」そのものです。そして、その行為があなたの「印象」全体を劇的に変え、内なる「自信」を大きく育む力を持っています。

メイクで印象を整えることは、積極性やコミュニケーションの質を高め、あなたの魅力を最大限に引き出すんです。

そして、このことは私たち結婚相談所の仲人自身も深く実感しています。私自身も、日々のメイクを通じて自分を整え、内面を磨き続けているからこそ、会員の皆さんの気持ちに寄り添い、具体的なアドバイスができると信じています。私たちが経験を通じて得た「メイク」と「自信」が婚活にもたらす効果を、ぜひあなたにもお伝えしたいのです。

このブログで、見える、見えないに関わらず、メイクを通して婚活を有利に進めるためのヒントを一緒に見つけましょう!

メイク

今回はメイクです!

メイクってしっかり習った事はありますか?
いろんなことを自由に聞けるメイクレッスンってしたことがありませんでした。
「使った後のメイクブラシって洗ってるんですか?」などなかなか聞けないメイク事情をいろいろお聞きすることができました。

ポイントは、今の自分を大切に扱う!

メイクの講座では、マイナス要因も頑張ってきた証拠として受け入れる、なんて言う素敵な言葉をいただきました。

ポイントは今の自分を大切に扱うことでした。

これってメイクに限らず、自信につながっていく大事なポイントなんですよね。

思い返してみれば、この自分ブラッシュアップ計画を始めるまでは、メイクもべつにしなくていいやと思っていましたし、服装もいつもおんなじもの。
そんなファッション迷子だった私が、最初の講習後には、自然とメイクがしたくなっていたのでした。

なぜそう思えたかというと、そこから自分を大切に扱い始めたからです。

そして自分を大切に扱えば、自分がもっともっときれいになっていくということを身をもって感じることができました。

印象が、だいぶ違う!

眉毛の形ひとつで印象が全然違いました!これはよく言われることですが、写真を見比べてみて歴然でした。

もっといえば、リップの色だけでも全く違います。
もともと塗っているリップの色を買い換えれば印象をガラリと変えることができると思えば、こんなに簡単にイメチェンできるものもないですよね。

今しているメイクをすこーし変えるだけでも、若見えしちゃう可能性があるってことです。
他にもお淑やか、快活、印象的など、せっかく時間をかけてメイクするなら自分が望む自分像に近づけられるメイクができたらよいですよね!

さて、次回はいよいよ最終回です!
お楽しみに!

リンク

ファッションにおける自分ブラッシュアップ計画その5

目次

婚活成功の鍵は「見た目」と「自信」!見えないからこそ磨きたい、輝く自分と出会う旅へ

婚活中、「なぜうまくいかない?」と感じることはありませんか? 視覚に障害があっても、実は「見た目」と「自信」が婚活成功の重要な鍵なんです。ここでいう「見た目」は、清潔感、TPOに合った服装、声のトーンや振る舞いから伝わる「印象」全体です。

この「印象」を意識的に整えることは、あなた自身の自信を大きく育みます。その自信が積極性やコミュニケーションの質を高め、あなたの魅力を最大限に引き出すんです。

そして、このことは私たち結婚相談所の仲人自身も深く実感しています。私自身も、自身の見た目や内面を常に磨き続けているからこそ、会員の皆さんの気持ちに寄り添い、具体的なアドバイスができると信じています。私たちが経験を通じて得た「見た目」と「自信」が婚活にもたらす効果を、ぜひあなたにもお伝えしたいのです。

このブログで、見える、見えないに関わらず、婚活を有利に進めるためのヒントを一緒に見つけましょう!

クローゼット整理

今回はクローゼット整理です!

クローゼット整理って見た目に影響するの?そんな声が聞こえてきそうですね。
私もそう思っていました。

今回クローゼット整理をしてみて思ったのは、見た目にも間接的に影響することがわかりました。
ぜひ読んでみてくださいね!

整理で現れる自分の価値観

クローゼット整理することによって、その人その人の価値観が現れるようです。
なかなか手放せない人、手放せない理由も人それぞれです。頂き物だったり、高かったり思い出が詰まっていたり。

私はどうだったかと言うと、30代から40代への年齢のシフトによって似合わなくなったにもかかわらず、捨てられないと言う執着がありました。

以前海外へ移住するために、スーツケース1つに自分の荷物をまとめると言う経験をしたため、手放すと言う作業がそこで散々行いました。これとっても可愛いんだよなと思いながら、リサイクルショップへ旅立たせた服や物の数々。

にもかかわらず、執着って再燃するものなんですね。

何に執着しているかと言うと、柄物の服です。この部分が私の価値基準になっていることを再認識しました。

また、このクローゼット整理では、好きだけど着られていなかった服を認識する機会でもありました。

自分の価値観を大切にする

今回のブラッシュアップ計画で、私がとても嬉しく思っているのは、自分の価値観を大切にしてもらえることです。
自分の中から湧いてくる好きを大切にして、なおかつ、気回せなくなっていた大切な服を時代に合わせたコーディネートへと昇華させられるんです。

可愛くて、買った柄物のワンピースは、どうも丈が短くて着られなくなっていました。
そこは、新たにボトムスを持ってきて、むしろ旬な感じにアップデートすることができました。

自分の価値観を曲げずに、すっと伸ばしていってくれるような感覚があります。

そうすると何が起きるかと言うと、これまでの自分を肯定してもらえたと言う自信と、これからも好きを伸ばしていって良いと言う自己肯定感が出てきて、外出するのが、なんだか楽しくなりました。

すると、胸を張ってニコニコ歩いているので、見た目にも良い影響がありました。

見た目と自信

見た目は自分で見ると言うよりも、他人が見たことのフィードバックをもらえると良いですね。
私は数年会っていなかった小学校時代の友達に久しぶりに会ったところ「着る服が変わったね」「これもこれも可愛い」などのフィードバックを貰いました。自分も良いと思っていましたが、他人の目線からもそう思ってもらえていると感じられることでより一層、自信につながりました。

次回は

さて、次回はメイクレッスンです!

リンク

(30代男性向け)6月22日カフェパーティ(大阪)

関西の30代男性読者様へ

6月22日(日)に大阪でカフェパーティーが開催されます。
IBJ加盟店の仲人が贈る親切丁寧なパーティーとなっております。
晴眼者ベースではありますが、ご興味のある方は内山までお問い合わせください。
なお、6月14日現在、女性はキャンセル待ちとなっております。

同居希望の婚活は、待つのではなく、動くことが大切

目次

同居OKは少ない

結婚を考える際、相手の家族との同居を希望する方もいらっしゃいます。しかし、現状では「同居OK」としている人はそれほど多くないのが実情です。婚活市場において、多くの方が検索条件で「同居は難しい」または「要相談」としているため、同居希望の方が申し込みを待っているだけでは、なかなか出会いにつながりにくい状況です。

「同居は難しい」とする人が多い理由

婚活において、多くの方が「同居」を難しいと設定しています。その理由として、

  • 実際に同居経験がないため、イメージがわかず「難しい」としてしまう
  • 結婚後の生活がどのように変わるのか、具体的に想像しづらい
  • できれば夫婦だけで生活したいと考える人が多い

こうした理由から、検索条件で「同居は難しい」と設定している人が多いのです。しかし、これは単に「わからないから、とりあえず難しいにしている」ケースも多く、必ずしも拒絶されているわけではありません。

待つだけではなく、自分から動くこと

同居を希望する場合、待っているだけでは申し込みはほとんど来ません。それは、同居についてあまり考えていない人が多いためです。つまり、「難しい」と設定している人の中にも、実際には状況次第で考え方が変わる人がいる可能性があります。

では、どうすれば良いのか?
答えは、積極的に申し込みをすることです。

自分の希望を知ってもらうためには、待つのではなく、気になる方に直接申し込んでみることが重要です。お互いの価値観や希望を話し合うことで、「実は同居も検討できるかもしれない」と考える人もいます。

同居のメリットを伝える

同居には不安な点もありますが、メリットもあります。
例えば、

  • 家族とのつながりが強くなる
  • 家事や育児を分担しやすい
  • 経済的な負担が減る

こうしたメリットを伝えながら、「どのような形ならお互いが快適に暮らせるか」を話し合うことで、スムーズな婚活につながるかもしれません。

婚活では、「待つ」のではなく「動く」ことが大切です。
同居を希望している方は、積極的にお相手に申し込みをしながら、自分の価値観を伝え、柔軟な対話を重ねることで、理想の結婚につなげていきましょう。

婚活は「悩み」ではなく「役割」を見つける旅

目次

「婚活に悩んでいる」とよく聞きます。しかし、本当に悩んでいるのは婚活そのものではなく、「役割」や「つながり」を求める気持ちなのではないでしょうか。

多くの人は、何かに悩んでいるとき、実は時間がある人です。そして、悩むことで何かしらの報酬を得ています。それは何か?
それは、自分の存在価値を確認することです。

例えば、「婚活がうまくいかない」と感じるとき、本当に足りていないのは「お相手」ではなく、自分の役割やつながりなのかもしれません。

なぜ人は婚活に悩むのか

婚活に悩んでいる人は、「どんな相手がいいのかわからない」「理想の人と出会えない」「本当に結婚すべきか」といった不安を抱えます。
しかし、それらを深く掘り下げていくと、「自分の価値」「人生における役割」「誰かとのつながり」が欲しいという気持ちに行きつくことが多いのです。

例えば、

  • 「理想の人と出会えない」→ 本当に求めているのは、自分に必要な関係性とは何かを知ること
  • 「結婚に迷っている」→ 自分の人生における結婚の意味を知ること

婚活は単なるパートナー探しではなく、自分がどんな関係性を築きたいのかを考えることなのです。

役割を持つことで婚活は前向きになる

人は役割があると、自分の存在価値を感じられます。
例えば、いちご狩りやキャンプは「参加するだけ」ではなく、「楽しい思い出を作る役割がある」から、満足感があります。

婚活も同じです。
「出会いを探すだけ」ではなく、自分にとっての結婚の役割を知ることが大切です。

そのために、

  • 婚活のタスクを進める(プロフィールを整える・理想を明確にする)
  • 実際に行動する(婚活イベントに参加する・人と話す)
  • 悩みを整理する(不安を他の人と共有し、考え方を調整する)

こうしたアクションを取ることで、心が安定し、「婚活の悩み」ではなく「婚活の進歩」として考えられるようになります。

悩みを減らすためにできること

悩みを減らすには、婚活を「自分の役割を見つけること」として捉えるのが大切です。

婚活をするときは、ただ「結婚するために頑張る」のではなく、「自分にとって結婚の意味とは何か」「どんな役割を持ちたいか」を考えると、もっと前向きに動けるようになります。

婚活は悩みの時間ではなく、人生における役割を探す時間です。
その過程で、お金や報酬が得られるわけではありませんが、自分が「生きるに値する理由」を見つけ、人生の軸を持つことができます。

あなたの婚活を、一緒に考えていきましょう。
そして、「役割」と「つながり」を見つける旅を楽しんでください。

婚活はあなたの人生に彩りを与えてくれる

あんなことやこんなことをしたな、いろんな人に出会えたな。自分だけでは考えられなかった世界を見せてもらえたなと思える日がきっと来ます。

先が見えないとどうしても不安になるときもありますが、すべての経験はあなたの人生をより豊かなものにしてくれているはずです。

私は離婚をしたということさえ逆手にとって、今こうして結婚相談所のお仕事として役立てています。そのおかげであなたのお役に立てるなら、離婚の経験も良いものだなと思っているほどです。

「一度は結婚してみたい」その夢、叶えてみませんか?

【開催報告】視覚障害者向けオンライン婚活パーティー5月24日

目次

開催報告

5月24日に行われた視覚障害者向けオンライン婚活パーティーの開催報告です。

今回のマッチングは3組でした

参加者の声

「ビデオオンにしてくださった方もいました」
ビデオはオフで構わないとしていますが、あえてオンにしてくれることで熱量を感じる場合もあるようです。

「これまでのパーティーとはまた違った気持ちで臨みました」
他のパーティーに出られて、それを活かして今回に臨まれたそうです。参加の一歩も大事ですが、進み続けることもまた同じくらい婚活には大切ですものね。

「仕事などの日常ではなかなか女性と話す機会がないのでよかったです」
職場でも、視覚に障害があることで周りの見える人々が一歩引いてしまいがちに感じるそうです。
お休みの日は掃除や洗濯など日常の雑務をこなしているとなかなか異性と出会う機会がないのが現実のようです。
そんな方は、全国視覚障害者結婚相談所のオンライン婚活パーティーをご活用ください。

運営から

平日開催から土曜開催にしたところ、参加しやすくなったようです。

オンラインで全国の方がいらっしゃるので、その後の結婚生活をどこにするか、など心配される方もいるのかなと思いましたが、現在はオンラインやお電話などでフィーリングを確かめ合いながら、少しずつ考えていければと考えていらっしゃる方が多いようでした。

今後の婚活パーティー

6月はお休みです。

7月のパーティーは日にちが確定しましたらまたお知らせさせていただきます。

その他の婚活パーティー

視覚障害者向けは7月までパーティーはありませんが、他にも下のようなイベントがあります。
お申込みはリンク先のフォーム、または内山へ直接メールくださってもOKです。

【30〜44歳】オンライン婚活パーティー5月28日in全国

日 時 5月28日(水)20時00分~22時00分
会 場 zoom
募 集 男性30歳~44歳 女性相応の方
参加費 男性2,000円、女性1,500円

【25~30代】婚活パーティー6月1日in横浜

6月1日(日)15時30分~17時30分
対 象:男女とも20代後半~30代
参加費:男性¥5,500 女性¥4,500
場 所:ビストロカツキ(横浜駅西口徒歩5分)

【30代】カフェparty 6月22日in大阪

6月22日(日)14時00分~16時00分
対 象:男性:30代 女性:相応の方
参加費:男性¥5,000 女性¥4,000(軽食とお飲み物付き)
場 所:ホテルエルセラーン大阪1階カフェ「銀木犀」個室

【30〜45歳】オンライン婚活パーティー7月11日in全国

日 時 5月28日(水)20時00分~22時00分
会 場 zoom
募 集 男性30歳~45歳 女性相応の方
参加費 男性2,000円、女性1,500円

【35~45代】婚活パーティー7月27日in新宿

7月27日(日)14時00分~16時00分
男 性:30代半ば~40代半ばくらい
女 性:相応の方
参加費:男性¥4,000 女性¥3,000
場 所:ラウンジLINO(新宿区西新宿1丁目14-10西新宿ビル7階)

【33〜49歳】オンライン婚活パーティー6月8日in全国

日 時 6月8日(水)17時00分~19時00分
会 場 zoom
募 集 男女とも30代半ば~40代
参加費 男性2,000円、女性1,500円

大きな楽観を持って、自分が心地よく生きる

先日、小学校1年生の時の担任の先生が90歳になられてお祝い会をしてきました。
私の友人が先生とずっと連絡をとり続けてくれていて実現しました。友人には感謝です。

何年か前にもお会いしたのですが、そのときの先生の言葉で印象に残っているのは「人生には大きな楽観が必要よ」というものでした。
この言葉を道標に、この数年を歩んできました。

そして先日の先生のお言葉は「自分が心地よく生きる」というものでした。

先生は最愛の旦那様を9年前に亡くされ、それからお一人暮らしです。今でもスマホの待ち受け画面にツーショットの写真を設定しているほど大好きだったそうです。

それで、教え子の私たちとランチをしたあとお茶もして楽しい時間を過ごされたのですが、お別れの時間が近づいてくると「あ〜ずっと一緒にいたいわ。一人の家に帰りたくない。でもお別れしなくちゃね。私も自分が心地よく生きるから、あなたたちも次に会うときまでそうしてね。自分が、というのが重要よ。約束よ」
3人で涙を堪えながら改札で別れました。

次にお会いするまで私は大きな楽観を持って、自分が心地よく生きることを心がけます。
先生が90年かけて思い至ったものですので、重みがあります。
婚活をする際にもきっと大切になる考えだと思いましたのでシェアさせていただきました。