青年協議会レジュメ

目次

2025年9月に行われた日本視覚障害者団連合青年協議会「第71回全国視覚障害者青年研修大会(愛知大会)」の2日目、講演会をさせていただいたレジュメ内容です。

『見えない、見えにくいからこそ大切にしたい好印象と人との境界線』

講演者 内山 亜希

今日の目標「今以上に豊かなコミュニケーションのきっかけとその周辺情報をお伝えすること」

好印象の正体

好印象はポジティブな心から生まれる
ポジティブに生きるには
他信を自信に変える
弱みは強みに変える
ネガティブな紐付けはポジティブな紐付けに変える

見た目の好印象

印象の良い見た目にすることで、自分にプラスにもなっていく

好印象のコミュニケーション

相手の上質世界に触れる会話をしよう
そして、7つの習慣を意識して話そう

  1. 傾聴する
  2. 支援する
  3. 励ます
  4. 尊敬する
  5. 信頼する
  6. 受容する
  7. アイメッセージで交渉する

人との境界線、距離感

人それぞれ違うけど、相手の基準も尊重するなら
初対面の人とは、自分の手の長さ位の距離
友達以上、恋人未満は、人1人分
付き合う1歩手前の距離感は要注意!

おまけ

匂いの男女差
音にセンシティブ
笑顔の作り方
恋愛における男女での価値観の違い

まとめ

好印象はポジティブが生み出す。それがより豊かなコミュニケーションを産む。そして人との境界線は人によって異なるので相手の境界線も尊重する。

リンク

お見合い前お断り理由ランキング!

目次

堂々の第一位は?

IBJ(日本結婚相談所連盟)が出したお見合い前お断り理由ランキングで、堂々の第一位が「写真の印象」でした。2025年1月〜6月に申し込まれた案件での調査結果となっています。

お見合い前、なので、お見合いの申し込みがお相手からあったときに、受けるか受けないかを考える上で重要視しているのは何かということです。

その堂々第一位が「写真の印象」だったわけです。
私は常々、写真は重要だ!と言ってきました。だって書類審査なので!と。
この調査結果で、いかに写真が重要かお分かりいただけたのではないでしょうか。

全国視覚障害者結婚相談所ではこれがおすすめ!

ですから、スタイリストさんと洋服やアイテムの調整をして、写真もそのスタイリストさんが付いていっての撮影がおすすめなのです。
しかも、私が無料相談も含めると4時間にわたりお話をさせてもらった結果、この方にはこんな風に映ってもらいたいという要望をスタイリストさんにお伝えして、カメラマンさんとも一丸となって撮る写真は他ではなかなか演出できません。しかも視覚障害についてもよくわかっている方々なので、その点も安心していただけます。

男女別ランキング

男女のランキングを載せておきます。

男性が出したお断り理由

1位 写真の印象 35%
2位 年齢 27%
3位 趣味・共通点 12%

女性が出したお断り理由

1位 写真の印象 31%
2位 年齢 27%
3位 居住地 16%

3位に男女別の違いと対処法

3位は男女で特有の違いが見られ、私としては興味深かったです。
なぜかというと、男性は競う生き物なので、女性が全く知らない趣味ばかりで共通点がない場合、本能的に不安になります。なので趣味などの共通点がある人を好む傾向があります。

実際には、プロフィールに書いてあることはその人の人生のほんの一部でしかありません。
実は重なる部分って探していけばいくらでもあるものです。それに女性は競う気なんかありませんので気にせずお見合いへ向かいましょう。

女性のほうは、原始時代に生活する場所を守る役割だったため、現在の生活の基盤がある場所を離れる選択をしづらいです。現代では仕事もしており勤務先に通えるかも考えての決断と言えます。

こういった女性への、男性側の対策としては、プロフィール文に将来の居住地の候補や、在宅勤務の頻度、多少遠くても通勤する覚悟があることなどを記載しておくと良いです。

自分の価値観の中に結婚相手はいないと思え!

「自分の価値観の中に結婚相手はいないと思え!」
これ、先日の仲人勉強会でお話に出ていたことです。

自分とは趣味がまったく合わない人だから、とか、年齢が離れすぎているから話が合わないと思う、と申し込みや申し受けを迷った経験があるかもしれません。

迷った方は「ちょっと待てよ」と考えていらっしゃるので素晴らしいですね。
プロフィールに書いてあることはその方の人生のほんのちょっとですものね。
ぜひその感覚を大切にしてください。

自分の価値観は、これまで自分が置かれてきた環境によって半自動的に学習されたものでしかありません。
これを機に価値観のお掃除をして、もっともっと多面的な価値観を磨かれると、成婚が早まりますよ。

新しく2名の会員様が登録されました

全国視覚障害者結婚相談所および結婚相談所ふぁみまりでは、新しく2名の会員様の登録がありました。
新たなご相談もあります。
開設してもうすぐ1年。広告などを出したりしていない中でも、この相談所を見つけてご連絡くださる方が絶えません。
また、最近ではご紹介くださる方もいらっしゃいます。

皆様の幸せのために、新たな事業展開も同時にすすめているところです。
これからも全国視覚障害者結婚相談所および結婚相談所ふぁみまりをよろしくお願い申し上げます。

浅草プロフィール交換会に参加しました

浅草でのプロフィール交換会に参加してきました。
いわゆる手組みのおむすび会で、以前は仲人の自宅などに会員さんたち本人も集まって、どの方とお見合いするかなどを決めていたことを、最近ではある場所に集まって行うようになっています。

しかしこのような交換会に参加する仲人さんはほんのひと握りです。
今は片手間で起業する方も多いですから、平日の昼間に交換会があっても出席できないことも多いですし、行かない選択をしている方もいれば、そもそもこのような交換会があることを知らない仲人さんもいらっしゃいます。

私が交換会に参加している理由は、相手をお探しすることはもちろんですが、視覚障害の方のストーリーを実際にお伝えして、理解してもらうことを大切にしています。

オンラインプロフィール交換会に出席してきました

昨日はオンラインでのプロフィール交換会でした。
たくさんの仲人さんに当会の会員様をご紹介してきました。
今後もご縁を引き寄せるべく、出席して参ります。

ここで内山の昨日のお仕事をご紹介。
昨日はその後、連盟の集まりがありました。
その前には会員様との面談。その前にはまた別の仕事が入っており、すべてをこなすために、朝早く子どもたちを保育園に送っていき、朝から一時間のオンラインミーティング。そして連盟の集まりがある新宿まで電車移動してからカフェで会員様とオンライン面談。そのままそこでオンラインプロフィール交換会に出席。終了後は数分で上の階へ移動して連盟の集まりに出席。

そんな感じでお仕事しています。

遠方からでも選ばれる理由とは?視覚障害者専門の結婚相談所に寄せられた当事者の声

【目次】

  1. はじめに
  2. なぜ遠方からのお問い合わせが多いのか
  3. 「視覚障害者専門だから」という最大の理由
  4. 他の結婚相談所との違い
  5. 実際のお声:担当者の理解が活動の安心感に
  6. 専門性を支える保有資格と実績
  7. 行動する勇気を支える専門相談所の役割
  8. おわりに

1. はじめに

全国視覚障害者結婚相談所には、北海道から西日本まで、遠方からもお問い合わせをいただいております。
なぜ多くの方が、ご自宅の近くに相談所があっても、あえて私たちを選んでくださるのでしょうか。
今回は、実際にお寄せいただいた当事者の方々の声を交えながら、その理由をご紹介いたします。

2. なぜ遠方からのお問い合わせが多いの

「近所に相談所があるのに、なぜ遠くの相談所へ?」
初めての方には少し意外に思えるかもしれません。

それでも多くの方が私たちを選んでくださる理由は、
『視覚障害者の方を専門にサポートしているから』という一点に尽きます。

3. 「視覚障害者専門だから」という最大の理由

「視覚障害者のことをきちんと理解してくれているので安心できる」
これは、当相談所に寄せられる最も多いお声です。

近くの相談所には、視覚障害者を受け入れた経験がないところがほとんどで、
「メールはできるの?」「どうやって日常の連絡をするの?」といった基本的な疑問から
当事者が一つひとつ説明しなければならないことが多いのが現状です。

4. 他の結婚相談所との違い

結婚相談所は会員様の魅力をどう引き出し、伝えるかが大切です。
ですが、視覚障害に対する理解がないままでは、
日常の暮らしぶりやコミュニケーション方法すらイメージできず、
会員様の強みをきちんと伝えることが難しくなってしまいます。

また、視覚障害者と接点のない人とは「こうしてほしいと言ったら迷惑かな」「負担をかけるかな」などと気を使う場面も多いと思います。
当相談所ではその気遣いは不要です。「こういうことはできますか?」とむしろ私たちに教えてください。
そうした積み重ねで、これからも私たちは視覚障害者専門の結婚相談所としての実績を積んでいき、よりよいサービスにつなげたいと思います。

5. 実際のお声:担当者の理解が活動の安心感に

実際に、他の相談所で活動されていた方が、
「やっぱり担当の方が視覚障害についてわかっていることが大事です」とお話しくださり、
私たちの無料相談にお越しくださいました。

「担当が内山さんなら大丈夫ですね」と笑顔で言っていただけたことは、
私たちにとっても大きな励みとなっています。

6. 専門性を支える保有資格と実績

このようにお話しできるのは、
私自身がこれまでに視覚障害者の友人から学んだことや、盲ろう者支援センターで相談支援専門員としての経験を重ね、同行援護従業者の養成にも携わり、視覚障害のある方の実情を現場で学び続けてきたからです。

また、国家資格である社会福祉士として、幅広い福祉分野の知識を持ち合わせ、
一方で結婚カウンセラーとしての視点も活かしながら、
安心して婚活を進めていただけるようサポートしています。

「望む誰もが、幸せな家庭を持つことができる世の中にする」
この想いを胸に、これからも一人ひとりに合った支援を丁寧にお届けしてまいります。

7. 行動する勇気を支える専門相談所の役割

「行動しなければ始まりませんから」
このお言葉を残してくださった方は、はじめから入会の意思をもって相談にお越しくださいました。

無料相談では、お一人おひとりのペースを大切にしています。
結婚は人生の大切な転機ですから、焦らず、ご自身のペースで一歩を踏み出していただければ大丈夫です。

8. おわりに

全国視覚障害者結婚相談所は、地域や距離にとらわれず、
どなたも安心して婚活に向き合える環境をお届けすることを使命としております。

「行動しなければ始まらない」
その一歩を、どうか一緒に歩ませてください。

どんな小さなことでも構いませんので、
ぜひお気軽にお声をお聞かせくださいませ。