全盲

一緒にいないと気持ち悪いくらい、になってきた

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婚活をしていると、「好きかどうか」を自分に問い続けることがあります。でも、感情はそんなに整理よく出てくるものではありません。ある時点で気づいたら、そうなっていた、というのが実際のところです。

「やっぱり一緒にいないと気持ち悪いくらいになった」。当相談所のある会員(全盲)が、活動の中での感情の変化を話してくれた言葉です。

感情の変化は、だんだんと分かってくる

この方は、もともと一人の時間を大切にするタイプだと話していました。誰かと一緒にいることへの必要感が、それほど強くなかった。

それが、毎日のように連絡を取り、会う機会が増える中で、変わっていきました。「いないと気持ち悪い」という感覚は、意識して作ろうとしてできるものではありません。自然にそうなっていた、という話です。

婚活は「この人でいいか」を判断する場として考えられがちです。でも実際には、関わりの中で感情が育っていくプロセスでもあります。最初から確信があるわけではない。続けていく中で、気持ちが変わっていくことがあります。

視覚障害があっても、感情の動きは同じ

視覚障害があると、相手と会う機会の設定に手間がかかることがあります。移動、場所の確認、相手との段取り。そのぶん、会うまでのやりとりが多くなります。電話やメッセージで言葉を交わす時間が長くなることも多いです。

その過程で、相手のことが分かってくる。声のトーン、話すペース、言葉の選び方。目で見る情報とは別のところで、その人のことが伝わってきます。「一緒にいないと気持ち悪い」というくらいに気持ちが動いていくのは、そういう積み重ねの先にあります。

当相談所では、視覚障害のある方が婚活を通じてこうした経験に至れるよう、サポートしています。まずはお気軽にご相談ください。

力を抜いてきたタイミングで、出会いが来た

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婚活は、続けているとどこかで疲れてきます。「うまくいかない」「自分には難しいのかもしれない」と思い始める時期が来ることもあります。

そういう時期を経て、少し肩の力を抜き始めたところで出会いが来た、という方がいます。「少し力を抜こうかなってなった時に、出会うもんなんですね」という言葉は、そこから出てきました。

力が入りすぎているとき、何が起きているか

婚活に力が入りすぎているとき、相手のことよりも「うまくやらなければ」という意識が前に出てきます。会話もデートの段取りも、評価されることへの意識が強くなります。

視覚障害のある方の場合、そこに「障害をどう伝えるか」「どう受け取られるか」という心配が加わることがあります。動きやすい場所の確認、移動の段取り、相手への説明。準備することが多くなると、自然体でいることが難しくなります。

でも、力が抜けたときに変化が起きた、という話は珍しくありません。「どうにかしよう」ではなく「まあ行ってみようか」くらいの気持ちで動いたときに、思っていなかった展開になることがあります。

疲れてきたなら、やめる前に一度ゆるめてみる

婚活を途中でやめる方の多くは、疲れてから決断します。でも、疲れているときの判断は、必ずしも正確ではありません。少しペースを落として続けると、何かが変わることがあります。

当相談所では、無理なペースで活動を続けることは勧めていません。状況に合わせてペースを調整しながら、婚活を続けられるようにサポートしています。「少し休みたい」という気持ちになっている方も、まずはご相談ください。

視覚障害のある方の住まい探しサポート「おめめホーム」開設のお知らせ(全国対応)

視覚障害への理解ある窓口として、あなたの住まい探しに寄り添います。

こんな経験はありませんか

「障害があると伝えただけで断られた」「間取り図が画像で読めない」「どの不動産会社に相談すればいいかわからない」
そんな経験をされた方は、決して少なくありません。

おめめホームは、視覚障害のある方と不動産会社の間に入り、障害への理解を持った窓口として住まい探しをサポートするサービスです。物件を探すのは提携の不動産会社、おめめホームは障害理解の橋渡し役として動きます。

おめめホームにできること

  • 大家さん・管理会社への橋渡し 障害開示や交渉のサポートをします。社会福祉士・精神保健福祉士の資格を持つ担当者が、生活面や安全面への不安を丁寧に説明し、理解を得るお手伝いをします。
  • やりとりはLINEで完結 初回面談はオンラインで、全国どこからでもご相談いただけます。
  • 追加料金なし 一般的な不動産契約の仲介手数料のみで対応します。特別な費用はかかりません。

こんな方におすすめです

  • 不動産会社に断られた経験がある方
  • どこに相談すればいいかわからない方
  • 障害のことを理解した上で一緒に考えてくれる人を探している方

まずはお気軽にご相談ください

物件が決まっていなくても、引越し予定がまだ先でも大丈夫です。以下のフォームからご連絡ください。

婚活をして、知らなかった自分に気づいた

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婚活は、相手を探す活動です。でも、活動のなかで自分のことを知る機会にもなります。これは視覚障害のある方に限らず、多くの方が経験していることです。

当相談所にご登録いただいたある方は、活動を通じてこう話してくれました。「知らなかった自分をいっぱい発見できた」と。

自分のことは、自分が一番知らない

「一人の時間を大切にするタイプだと思っていた」「あまり人に依存しないほうだと思っていた」。そう話していた方が、誰かと過ごす時間の中で、自分の気持ちが思っていたものと違うことに気づいていきました。

誰かと深く関わる経験がなければ、分からないことがあります。相手とのやりとりの中ではじめて見えてくる、自分の感情や反応があります。婚活はその機会になります。

視覚障害があると、日常生活の中で「できることとできないこと」をすでに把握していることが多いかもしれません。でも、誰かと一緒にいるとき、自分がどうしたいか、何を大切にしたいかは、実際に関わってみるまで分からない部分があります。

この方も、恋愛にはずっと背を向けてきたんだそうです。

そのままの自分でいてもいいし、変わってみてもいい。お話を聞かせてもらって、そんなふうに感じました。

婚活を始める前に「準備ができているか」は関係ない

「もっと自分のことが分かってから婚活しよう」と思っている方がいます。でも、自分のことは婚活の中で分かっていくことが多いです。準備が整ってから始めるものではなく、始めながら整っていくものです。

当相談所では、視覚障害のある方が婚活を通じて自分のことを知り、相手のことを知り、出会いに向かっていけるようサポートしています。「まだ早いかもしれない」と感じている方も、まずはご相談ください。

まるごと受け入れてくれる人が、いるんだと気づいた

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婚活をしていると、「障害のことをどう伝えるか」という悩みが出てきます。いつ話すか、どう説明するか、どう受け取られるか。気を使いながら慎重に伝えても、そこで終わってしまうことがあります。

だから、「まるごと受け入れてくれる人に出会えるだろうか」という不安は、多くの方が持っています。

「まるごと」とはどういうことか

「障害を気にしない人」という言い方があります。でも、気にしないというのは少し違います。障害は、その人の生活の中にあります。移動のしかた、情報へのアクセス、日常の段取りのつけ方。それらは全部、その人自身の一部です。

まるごと受け入れるというのは、そういった部分も含めて「その人」として見てくれることです。特別扱いでも、感動でも、同情でもなく、ただ一緒にいる相手として接してくれること。

当相談所にご登録いただいたある男性(全盲)は、お相手との時間を経てこう話してくれました。「こんな人がいるんだな、と思いました」と。当相談所が掲げている「まるごと受け入れてくれる相手を見つけましょう」という言葉を思い出されたそうです。

その人自身として認識される感覚

お相手の女性は、視覚障害のことを「扱う」のではなく、一緒にいるなかで自然に受け取っていました。外を歩くときの手引きも、食事のときの細かいやりとりも、特別なことではなく、ふたりの間で成立していたようです。

障害を「乗り越える」という言葉は、よく使われます。でも、乗り越えなければならない壁として見られている時点で、その人はすでに少し別のカテゴリに置かれています。「こんな人がいるんだな」という言葉の中には、そうではない感覚があります。壁として見られていない、ただ一緒にいる相手として見てもらえた、という感覚です。

当相談所では、視覚障害のある方が婚活を始めるところから、こうした出会いに至ってご結婚されるまでをサポートしています。「自分には難しいかもしれない」と思っている方も、まずはご相談ください。

黙って歩いてるのも心地いい、と思える相手に出会った話

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婚活で誰かと会うとき、「会話が続くかどうか」を心配する人は多いです。特に初対面に近い相手と過ごす時間は、沈黙が怖くなることもあります。

でも、ある方はこう話してくれました。「黙って歩いてるのも心地いいね、って思えた」と。

この方は全盲で、外出時はお相手に手引きをしてもらっています。

手引きで歩くということ

手引きは、ただ目の代わりをする行為ではありません。ふたりの間に、言葉ではない情報が流れます。歩くペース、立ち止まるタイミング、体重のかかり方。それらが自然に合っていると、一緒にいることそのものが心地よくなるようなのです。あなたにもそんな経験、ありませんか?

この方がお相手と歩いたとき、ずっと話していたわけではなかったといいます。ところどころ黙って歩く時間がありました。でもその沈黙が、苦痛ではなかった。むしろ落ち着いた。

「黙って歩いてるのも心地いいね」という言葉は、そこから出てきました。会話の中身ではなく、一緒にいる時間そのものが安心できる、ということです。

婚活で「会話が続くかどうか」よりも大切なこと

婚活の場では、話題を用意したり、相手を楽しませようとしたりすることに気を使いがちです。でも、本当に相性の合う相手というのは、何かしていなければならない相手ではないことが多いです。

黙っていても苦にならない。それだけで、一緒にいられるという感覚があります。

視覚障害があると、手引きという場面を通じて、そのことがより具体的に分かります。歩くリズムが合う、ペースを押しつけない、立ち止まるときに自然に止まれる。それができる相手かどうかは、言葉を交わす前から伝わります。

なぜそう書けるかというと、結婚相談所での活動で成婚退会(せいこんたいかい。ご成婚のために結婚相談所を退会すること)した全盲の女性も同じことを言っていたからです。

そんなお相手に、あなたも出会ってみませんか。

当相談所では、視覚障害のある方が婚活を通じてこうした相手と出会えるよう、サポートしています。プロフィールの書き方から始まって、移動や待ち合わせの不安、相手への伝え方、デートの段取りなど、具体的なところを一緒に考えていきます。

まずはお気軽にお問い合わせください。

【全盲会員の体験談】お見合い場所選びで大切なこと~ホテルラウンジをおすすめする理由~

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はじめに

当相談所で活動中の全盲の会員様から、お見合いについての貴重な体験談を共有していただきました。これは一人の全盲の方が実際に感じたことであり、すべての視覚障害者の方に当てはまるわけではありませんが、これから婚活を始める方、現在活動中の方にとって参考になる情報だと思います。ご本人も「ぜひ他の方の参考になれば嬉しい」とおっしゃっていますので、ここに記させていただきます。

百貨店のランチタイムは想像以上に難しい

結論から申し上げますと、百貨店でのランチタイムのお見合いは、全盲の方にとってかなりハードルが高いとのことです。

具体的な課題として以下が挙げられました:

・混雑による時間の読めなさ
ランチタイムは非常に混んでおり、順番待ちの時間が読めません。お見合いという時間が決まっている約束では、この不確実性が大きなストレスになります。

・スタッフへのサポート依頼のしづらさ
忙しい時間帯のため、スタッフの方々に声をかけることが心理的に難しくなります。順番待ちの紙を発行するシステムの利用、席を確保してから入り口に戻る動線の説明など、サポートを必要とする場面は多いのですが、忙しそうなスタッフに頼みにくいのが実情です。

・1階から目的地までの移動の複雑さ
百貨店の場合、エントランスから目的の飲食店フロアまでの移動が大きな課題となります。エレベーターの位置を探し、目的階に到着してからも店を探す必要があり、これらをお見合い前にこなすのは相当な負担です。

・お見合いへの理解度の違い
一般的なカフェや百貨店の飲食店では、「お見合い席なのですが、お相手はどちらの席に案内するといいですか?」といった相談をするのも気が引けてしまいます。

これらのタスクを自力でこなそうとすると、お見合いが始まる前に気力を使い果たしてしまう可能性があるとのことでした。

ホテルラウンジをおすすめする理由

一方、ホテルラウンジでのお見合いには多くのメリットがあります。

・スタッフの対応の丁寧さ
ホテルのスタッフは接客に慣れており、丁寧で相談しやすい雰囲気があります。お見合いという特別な場面への理解もあり、適切なサポートを受けやすい環境です。

・サポートを依頼しやすい
忙しいランチタイムの百貨店と比べて、ホテルラウンジはサポートを求めやすい雰囲気があります。値段は張りますが、「安心を買う」という意味で、その価値は十分にあると感じられたそうです。

・お見合いへの理解と慣れ
ホテルラウンジのスタッフはお見合いに慣れているため、話がスムーズに進みます。特別な配慮が必要な場面でも、自然に対応してもらえる安心感があります。

移動のしやすさという大きなメリット

ホテルラウンジには、移動面での大きなアドバンテージがあります。

駅直結のホテルの場合:
駅のスタッフに声をかけてフロントまで案内してもらい、その後はホテルスタッフに助力を求めることができます。

駅から離れたホテルの場合:
タクシーでホテルまで行き、ドライバーの方にホテル入り口を教えてもらえば、その後はホテルスタッフにサポートを依頼できます。

いずれの場合も、「フロントにさえたどり着ければ、あとは案内をお願いできる」というシンプルな流れが作れます。これは、複雑な導線の百貨店やショッピングモールとは大きく異なる点です。

同行援護と自力でこなすことのバランス

視覚障害者の方には、移動やお見合い前の準備を手助けしてもらえる「同行援護」というサービスがあります。ただし、お見合いというプライベートな場面では、心理的なハードルを感じる方もいらっしゃいます。

同行援護を利用する場合:
移動やお見合い前の準備の多くの課題は解決できますが、プライバシーに関する心理的ハードルがあります。

自力でこなす場合:
プライバシーは守られますが、工夫が必要で、お見合い前に気力を消耗してしまう可能性があります。

このバランスの中で、プライバシーを確保しつつ、適切に周囲のサポートを受けられる環境として、ホテルラウンジは最良の選択肢だと感じられたそうです。

「自力でこなす」といっても、実際には要所要所で様々な人に頼ることになります。大切なのは、「適切に頼れる環境かどうか」だということです。

お見合い前の時間を穏やかに過ごすために

ご本人が最も強調されていたのは、「お見合い前という緊張する時間をいかに穏やかに過ごすか」という点でした。

周囲の人に聞いて切り抜けることは可能かもしれませんが、それではお見合いが始まる前に疲れてしまいます。人の力を借りやすい環境、つまりサポートを求めやすく、適切に対応してもらえる場所を選ぶことが、お見合いの成功にとって非常に重要だと痛感されたそうです。

おわりに

これは一人の全盲の方の体験談であり、すべての方に当てはまるわけではありません。しかし、お見合い場所を選ぶ際の一つの視点として、大変貴重な情報だと思います。

視覚障害をお持ちの会員様が、少しでもリラックスしてお見合いに臨めるよう、当相談所としても場所選びのアドバイスをしっかりとさせていただきたいと思います。

この情報が、婚活中の視覚障害者の皆様にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。


※この記事は会員様ご本人の了承を得て掲載しています。

視覚障害者と結婚や恋愛について生の声!

(2025年1月16日リライト)

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今回、生の声としてインタビューに応じてくださったのは39歳の一郎さん(仮名)です。
現在はお付き合いしているお相手がいて、その経緯などをご紹介しますので参考になればと掲載を快諾してくださいました。

全盲となった頃

一郎さんは弱視だったところ10年ほど前に全盲となりました。
3〜4年はかなりメンタルが落ちていましたが、新型コロナウイルスが人とのつながりを強く意識する契機となり、不安感や心細いような気持ちから、結婚を考えたと言います。

積極的に行動

ここからが一郎さんの持ち味なのだと思いますが、人とつながろうと積極的に行動に移します。
ランニングを始め、仕事以外にもメールやLINEをする人ができました。

すると気持ちまで変化するのを感じたと言います。
そして、伴走者の方と恋仲に。

こうやってお付き合いしました!

そんな素敵な展開には、どうしたら持っていけるのでしょうか?
その要因はどんなところにあるか聞いてみたところ、次の2点をあげてくださいました。

  • 相手の話を聴くこと
  • 自己開示

このふたつをバランスよく、聞きすぎず、話しすぎずでお互いに気持ちの良いコミュニケーションを心がけていたそうです。

お互いに快い関係を

それから特に、意見が自分とは違う場合でも、相手を尊重しつつ「自分はこう思う」ということも相手にしっかり伝えるようにしているそうです。
そうすることで、お互いに快い関係を築き上げて行ったとのこと。

あなたにもタイミングが来る

また、結婚や恋人探しを周りからすすめられたこともあったそうですが、そのときは自分のタイミングではないと感じたそうです。
そんなときは自分の内なる声を大切にしてあげて良いのではないでしょうか。

自分から行動すること

そして、そろそろ良いかなと感じたら、周りに伝えるところから初めてみると良いかもしれません。
一郎さんが言っていました。「自分から行動することが大事だと感じました」と。

一郎さん、この度は貴重なお話をありがとうございました。

視覚障害者向けオンライン婚活パーティー開催します

ところで、彼と話して良い刺激を受けました。
今度zoomを使って視覚障害者専用のオンライン婚活パーティを開催することにします。
いち早く日程をお知らせしますので、興味のある方はぜひLINE公式アカウント「全国視覚障害者結婚相談所」にご登録ください。

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