全国視覚障害者結婚相談所

視覚障害がある私でも結婚できる?心を閉じていた全盲男性が気づいたこと

あなたを幸せにしてあげられるのは、あなたしかいない

視覚障害があると、婚活や結婚は難しいと感じていませんか。
特に全盲の方やロービジョンの方の中には、「本当は結婚したいけれど、自分には現実的ではない」と心に蓋をしている方も少なくありません。

今回は、全盲の男性会員様の振り返りを通して、
「心が動く瞬間」と「自分で幸せを選ぶ覚悟」についてお伝えします。


心を閉じていると、何も始まらない

全盲の男性会員様が、こう振り返ってくれました。

これまでのお見合いは、
条件も悪くない。
会話も問題ない。

けれど、どこか淡々としていた。

「仕事相手と話している感じでした」

「自分は本当に誰かを好きになることがあるのだろうか」

本当は結婚したい。
でも傷つきたくない。
期待して裏切られるのが怖い。

だから無意識に、感情を動かさないようにしてしまう。

それは防御です。
けれど、防御している限り、幸せは入ってきません。


心が動いた瞬間

あるお見合いで、彼の心は動きました。

最初から「異性として感じられた」と言います。

そして結婚観を切り出すときに、強い緊張を覚えました。

「自分にも、こんな感情があるんだ」

相手との出会い以上に、
「自分の心がちゃんと動く」とわかったことが、大きな収穫でした。


幸せは、待っていても始まらない

  • 良いと思ったなら伝える
  • 後悔しないように向き合う
  • スピード感を持つ
  • 熱量を届ける(押しつけにならない配慮を忘れずに)

控えめでいることは安全です。
けれど、安全と幸せは同じではありません。

「私は幸せになりたい」と決めること。
その決断が、未来を動かします。


視覚障害があるから無理、ではない

視覚に頼らない分、言葉の温度や声の揺らぎを丁寧に感じ取る力があります。

それは、結婚生活において大きな価値です。

問題は障害ではありません。
「どうせ無理」と自分で可能性を閉じることです。


潜在意識の声を、無視しないで

もしあなたが、
結婚は気になるけれど動いていないのなら。

本音はもっと静かです。

「本当は、隣に誰かがいてほしい」

あなたを幸せにしてあげられるのは、あなたしかいない。

怖くてもいい。完璧でなくていい。
自分の願いに、誠実でいてください。


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※この記事は会員様ご本人の了承を得て掲載しています。

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私たちは、視覚障害のある方専門の結婚相談所として、これまで多くのご相談を受けてきました。

「本当は結婚したいけれど、自信がない」
そんな段階からのスタートを大切にしています。

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【全盲会員の体験談】お見合い場所選びで大切なこと~ホテルラウンジをおすすめする理由~

はじめに

当相談所で活動中の全盲の会員様から、お見合いについての貴重な体験談を共有していただきました。これは一人の全盲の方が実際に感じたことであり、すべての視覚障害者の方に当てはまるわけではありませんが、これから婚活を始める方、現在活動中の方にとって参考になる情報だと思います。ご本人も「ぜひ他の方の参考になれば嬉しい」とおっしゃっていますので、ここに記させていただきます。

百貨店のランチタイムは想像以上に難しい

結論から申し上げますと、百貨店でのランチタイムのお見合いは、全盲の方にとってかなりハードルが高いとのことです。

具体的な課題として以下が挙げられました:

・混雑による時間の読めなさ
ランチタイムは非常に混んでおり、順番待ちの時間が読めません。お見合いという時間が決まっている約束では、この不確実性が大きなストレスになります。

・スタッフへのサポート依頼のしづらさ
忙しい時間帯のため、スタッフの方々に声をかけることが心理的に難しくなります。順番待ちの紙を発行するシステムの利用、席を確保してから入り口に戻る動線の説明など、サポートを必要とする場面は多いのですが、忙しそうなスタッフに頼みにくいのが実情です。

・1階から目的地までの移動の複雑さ
百貨店の場合、エントランスから目的の飲食店フロアまでの移動が大きな課題となります。エレベーターの位置を探し、目的階に到着してからも店を探す必要があり、これらをお見合い前にこなすのは相当な負担です。

・お見合いへの理解度の違い
一般的なカフェや百貨店の飲食店では、「お見合い席なのですが、お相手はどちらの席に案内するといいですか?」といった相談をするのも気が引けてしまいます。

これらのタスクを自力でこなそうとすると、お見合いが始まる前に気力を使い果たしてしまう可能性があるとのことでした。

ホテルラウンジをおすすめする理由

一方、ホテルラウンジでのお見合いには多くのメリットがあります。

・スタッフの対応の丁寧さ
ホテルのスタッフは接客に慣れており、丁寧で相談しやすい雰囲気があります。お見合いという特別な場面への理解もあり、適切なサポートを受けやすい環境です。

・サポートを依頼しやすい
忙しいランチタイムの百貨店と比べて、ホテルラウンジはサポートを求めやすい雰囲気があります。値段は張りますが、「安心を買う」という意味で、その価値は十分にあると感じられたそうです。

・お見合いへの理解と慣れ
ホテルラウンジのスタッフはお見合いに慣れているため、話がスムーズに進みます。特別な配慮が必要な場面でも、自然に対応してもらえる安心感があります。

移動のしやすさという大きなメリット

ホテルラウンジには、移動面での大きなアドバンテージがあります。

駅直結のホテルの場合:
駅のスタッフに声をかけてフロントまで案内してもらい、その後はホテルスタッフに助力を求めることができます。

駅から離れたホテルの場合:
タクシーでホテルまで行き、ドライバーの方にホテル入り口を教えてもらえば、その後はホテルスタッフにサポートを依頼できます。

いずれの場合も、「フロントにさえたどり着ければ、あとは案内をお願いできる」というシンプルな流れが作れます。これは、複雑な導線の百貨店やショッピングモールとは大きく異なる点です。

同行援護と自力でこなすことのバランス

視覚障害者の方には、移動やお見合い前の準備を手助けしてもらえる「同行援護」というサービスがあります。ただし、お見合いというプライベートな場面では、心理的なハードルを感じる方もいらっしゃいます。

同行援護を利用する場合:
移動やお見合い前の準備の多くの課題は解決できますが、プライバシーに関する心理的ハードルがあります。

自力でこなす場合:
プライバシーは守られますが、工夫が必要で、お見合い前に気力を消耗してしまう可能性があります。

このバランスの中で、プライバシーを確保しつつ、適切に周囲のサポートを受けられる環境として、ホテルラウンジは最良の選択肢だと感じられたそうです。

「自力でこなす」といっても、実際には要所要所で様々な人に頼ることになります。大切なのは、「適切に頼れる環境かどうか」だということです。

お見合い前の時間を穏やかに過ごすために

ご本人が最も強調されていたのは、「お見合い前という緊張する時間をいかに穏やかに過ごすか」という点でした。

周囲の人に聞いて切り抜けることは可能かもしれませんが、それではお見合いが始まる前に疲れてしまいます。人の力を借りやすい環境、つまりサポートを求めやすく、適切に対応してもらえる場所を選ぶことが、お見合いの成功にとって非常に重要だと痛感されたそうです。

おわりに

これは一人の全盲の方の体験談であり、すべての方に当てはまるわけではありません。しかし、お見合い場所を選ぶ際の一つの視点として、大変貴重な情報だと思います。

視覚障害をお持ちの会員様が、少しでもリラックスしてお見合いに臨めるよう、当相談所としても場所選びのアドバイスをしっかりとさせていただきたいと思います。

この情報が、婚活中の視覚障害者の皆様にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。


※この記事は会員様ご本人の了承を得て掲載しています。

「この人で正解にする」と決める

最近よく聴いている音声コンテンツがあります。その中でなるほどなと思ったのが「この人で正解にする」と自分が決めるということ。

婚活を進めるうちに迷いが出てくることや「この人で本当にいいのかな?」と思うこともあります。
接すれば接するほど、自分との違いが大きくなって見えてくるものです。

初めは似ている部分を探そうと無意識に努めますが、シンクロを感じれば感じるほど、今度は小さな差異に違和感を覚え始めるのです。

価値観が同じ人はこの世に存在しません。どの夫婦も、たくさんの違いを、受け止め、受け入れ、受け流しながら乗り越えていると思います。

「この人で正解にする」と決めることは、自分も相手も信じると決めること。たまに思い出しながら進めていってくださいね。