今回、生の声としてインタビューに応じてくださったのは39歳の一郎さん(仮名)です。
現在はお付き合いしているお相手がいて、その経緯などをご紹介しますので参考になればと掲載を快諾してくださいました。

一郎さんは弱視だったところ10年ほど前に全盲となりました。
3〜4年はかなりメンタルが落ちていましたが、新型コロナウイルスが人とのつながりを強く意識する契機となり、不安感や心細いような気持ちから、結婚を考えたと言います。

ここからが一郎さんの持ち味なのだと思いますが、人とつながろうと積極的に行動に移します。
ランニングを始め、仕事以外にもメールやLINEをする人ができました。

すると気持ちまで変化するのを感じたと言います。
そして、伴走者の方と恋仲に。

そんな素敵な展開には、どうしたら持っていけるのでしょうか?
その要因はどんなところにあるか聞いてみたところ、次の2点をあげてくださいました。

  • 相手の話を聴くこと
  • 自己開示

このふたつをバランスよく、聞きすぎず、話しすぎずでお互いに気持ちの良いコミュニケーションを心がけていたそうです。

それから特に、意見が自分とは違う場合でも、相手を尊重しつつ「自分はこう思う」ということも相手にしっかり伝えるようにしているそうです。
そうすることで、お互いに快い関係を築き上げて行ったとのこと。

また、結婚や恋人探しを周りからすすめられたこともあったそうですが、そのときは自分のタイミングではないと感じたそうです。
そんなときは自分の内なる声を大切にしてあげて良いのではないでしょうか。

そして、そろそろ良いかなと感じたら、周りに伝えるところから初めてみると良いかもしれません。
一郎さんが言っていました。「自分から行動することが大事だと感じました」と。

一郎さん、この度は貴重なお話をありがとうございました。

ところで、彼と話して良い刺激を受けました。
今度zoomを使って視覚障害者専用のオンライン婚活パーティを開催することにします。
いち早く日程をお知らせしますので、興味のある方はぜひLINE公式アカウント「全国視覚結婚相談」にご登録ください。

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