朝日新聞社から掲載のご連絡があり、全国視覚障害者結婚相談所について掲載されました。
また、取材ページも設けていただきましたのでよかったらご覧ください。
お知らせ
新しく2名の会員様が登録されました
全国視覚障害者結婚相談所および結婚相談所ふぁみまりでは、新しく2名の会員様の登録がありました。
新たなご相談もあります。
開設してもうすぐ1年。広告などを出したりしていない中でも、この相談所を見つけてご連絡くださる方が絶えません。
また、最近ではご紹介くださる方もいらっしゃいます。
皆様の幸せのために、新たな事業展開も同時にすすめているところです。
これからも全国視覚障害者結婚相談所および結婚相談所ふぁみまりをよろしくお願い申し上げます。
浅草プロフィール交換会に参加しました
浅草でのプロフィール交換会に参加してきました。
いわゆる手組みのおむすび会で、以前は仲人の自宅などに会員さんたち本人も集まって、どの方とお見合いするかなどを決めていたことを、最近ではある場所に集まって行うようになっています。
しかしこのような交換会に参加する仲人さんはほんのひと握りです。
今は片手間で起業する方も多いですから、平日の昼間に交換会があっても出席できないことも多いですし、行かない選択をしている方もいれば、そもそもこのような交換会があることを知らない仲人さんもいらっしゃいます。
私が交換会に参加している理由は、相手をお探しすることはもちろんですが、視覚障害の方のストーリーを実際にお伝えして、理解してもらうことを大切にしています。
本日はまた別のプロフィール交換会に出席しました
連日、プロフィール交換会に出席しています。
今回のこちらもオンラインです。今は各相談所に全国の会員様がいらっしゃるのでオンラインで他の地域に強い相談所の仲人さんとご一緒できて便利です。
オンラインプロフィール交換会に出席してきました
昨日はオンラインでのプロフィール交換会でした。
たくさんの仲人さんに当会の会員様をご紹介してきました。
今後もご縁を引き寄せるべく、出席して参ります。
ここで内山の昨日のお仕事をご紹介。
昨日はその後、連盟の集まりがありました。
その前には会員様との面談。その前にはまた別の仕事が入っており、すべてをこなすために、朝早く子どもたちを保育園に送っていき、朝から一時間のオンラインミーティング。そして連盟の集まりがある新宿まで電車移動してからカフェで会員様とオンライン面談。そのままそこでオンラインプロフィール交換会に出席。終了後は数分で上の階へ移動して連盟の集まりに出席。
そんな感じでお仕事しています。
【初参加レポート】大宮プロフィール交換会に参加しました
先日、大宮で開催されたプロフィール交換会に初めて参加してまいりました。この交換会は連盟の垣根を越えて、北関東を中心とした多くの仲人の皆様が集まる、貴重なご縁の場です。
初参加ということもあり、緊張しながらの参加でしたが、当日は温かい雰囲気の中、たくさんの方と名刺交換や情報交換をさせていただきました。
視覚障害をお持ちの方にも前向きにご理解を示してくださる仲人さんとの新たな出会いもあり、当相談所の会員様へご紹介できるご縁の幅が広がったことを実感しております。
実際に、この交換会でご縁をいただいた方とのご紹介もすでに生まれており、今後の展開がとても楽しみです。
今後も積極的に各地のプロフィール交換会に参加し、視覚障害のある方々の婚活の場を広げる活動を続けてまいります。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
私が「視覚障害者の婚活」を支援しているワケ
目次
複数の偶然と私自身の経験が、現在の活動を始めるきっかけになりました。
今回は、なぜ私が視覚障害者の婚活支援を始めたのかをお伝えしたいと思います。
私が全国視覚障害者結婚相談所で、視覚に障害のある方の婚活を支援するようになったのは、今思えば、まるで流れに導かれたかのような必然でした。特別なきっかけがあったわけではなく、いくつかの偶然が重なり、自身の人生経験も相まって、今の私があると感じています。今回は、私がこの活動を始めるに至った、少し個人的な背景をお話ししたいと思います。
小学生、そして大学生。「点字」との不思議な縁
最初のきっかけは、小学校の頃にありました。何となくクラスのみんなに誘われるがまま、点字クラブに入部したのです。当時の活動は、本の点訳をしたり、すごろくに点字をつけたりと、遊びの延長のような感覚でした。点字に触れるのはそれが初めてでしたが、その時はまさか、将来の自分の仕事に繋がるとは夢にも思っていませんでした。
時は流れ、大学生になった頃、また不思議な縁が訪れます。友人が「点字研究部に入部する」と言い出したのです。私は特にこれといったサークルに入るつもりもなかったので、これもまた誘われるがまま、一緒に点字研究部に入部しました。そして、そこで初めて、実際に視覚障害を持つ方々と出会うことになります。
初めての出会いと、驚きの連続
それまで、街中で白杖を持っている方や、もしかしたら白杖がなくても目が不自由な方を見かけたことはあったかもしれません。しかし、私が「視覚障害者」ということをはっきりと認識し、直接交流したのはこの大学の部活動が初めてでした。部員には全盲の方も多く、正直なところ、当初は「全盲」と「弱視」の違いもよく分かっていませんでした。後になって、「あの人、実は少し見えていたんだな」と知ることもあり、自分自身の認識不足を痛感することもありました。
この学生生活を通して、視覚障害のあるたくさんの友達ができました。そして、彼らと一緒に色々な場所へ遊びに行きました。手引きの経験などもちろんありません。言われるがままに肘を貸し、隣を歩く。それが、私の初めての手引きの始まりでした。
彼らとの交流の中で、私はいくつかの「驚き」を経験することになります。
「見える」からこそ気づかなかった世界
ある日のこと。私は電車移動があまり得意ではなく、特に池袋のような巨大な駅は、何本もの路線が乗り入れていて、正直なところいつも迷っていました。そんな私が、視覚障害の友人を手引きして池袋駅を歩くことになったのです。私は正直に「私、全然分かんないんですよね、池袋駅…」と打ち明けました。すると、友人からは意外な言葉が返ってきました。
「大丈夫。僕が道案内するから。」
彼の言葉通り、「JRの券売機を過ぎたら左に曲がって、次のキヨスクが出てきたら、右」というように、彼は実に的確に道案内をしてくれました。そして、私たちは無事に目的地へ到着することができたのです。驚いて「どうしてわかるんですか?」と尋ねると、「池袋なんてわかりやすい駅だよ」と彼。なんと、駅の構内図が頭の中に完璧に入っていると言うのです。
この時、私はハッとしました。自分は「見えるがゆえに」、いつも頭上の標識ばかりを見て進むので、一向に駅の構内図が頭に入らないのだと。彼は見えないからこそ、空間認知能力や記憶力など、私たちとは異なる方法で世界を理解していたのでした。このことは、道案内は見える者がするものだという私の固定観念を崩してくれました。もちろん、視覚障害者の全員が彼のようではないと思いますが、見えないからこその強みをここに感じました。
映画館での気づき:共有する体験の価値
こんなこともありました。「今度一緒に映画を見に行かない?」と誘われたのです。映画は「見るもの」という固定観念があった上、ファンタジー映画だと聞いて、正直なところどうやって見るのかなと疑問に思いました。しかし、友人を含め4人ほどで連れ立って、映画館へ足を運びました。
しばらく映画を見ていると、友人から「今は誰のセリフだったの?」と尋ねられました。以降は、効果音だけの場面や、状況説明がセリフでなく映像で表現されている場面では、できるだけ画面がどんな感じに展開しているのか、隣でそっと耳打ちして伝えました。映画が終わってから、彼が「一応原作は読んだんだけど、結構変わっているところがあったね」と言っているのを聞いて、なるほどと納得しました。
そんなこんなで、学生時代は映画やボーリング、食事、初詣、花火大会、旅行、遊園地、飲み会など、本当に多様なことを一緒に楽しみました。
自身の婚活経験と、支援への決意
そして社会人になり、私は最初の結婚を経験します。しかし、残念ながらこの結婚生活は5年で終止符を打ちました。その後、私自身も独自に婚活を行いましたが、最終的には結婚相談所の力を借りて、再婚を果たすことができました。バツイチであることで、自分なりに苦戦しているなと感じていました。
念願だった子どもにも恵まれ、その子が1歳になったとき、私は「同じように再婚活をしようと思っている人の力になりたい」という強い思いから結婚相談所を始めました。これが、私が結婚相談所を始めたきっかけのひとつです。
ちょうどその頃、同年代や少し上の世代の視覚障害者の友人から、切実な声を聞く機会がありました。「結婚相談所で活動してみたいけれど、なかなか良い相談所が見つからない」「入会したかったけれど、受け入れてもらえなかった」といった話です。この話を聞いたとき、学生時代に培った視覚障害者の方々との交流経験と、私自身の婚活、そして結婚相談所での再婚経験が、一つの線で繋がったように感じました。
「視覚障害者の方々が、もっと安心して、そして使いやすい結婚相談所を作りたい」。その強い思いが、現在の「全国視覚障害者結婚相談所」を運営する原動力となっています。
最後に
私自身の経験と、視覚障害のある友人たちとの出会いが、今の私を形作っています。これからも、一人でも多くの方が幸せなパートナーと出会えるよう、心を込めてサポートしていきます。
さらに
最後まで読んでくださりありがとうございます。
私が「視覚障害者の婚活」を支援しているワケがおわかりいただけたでしょうか?
ですが、他にもまだ理由があるんです。
気になる方は無料のご相談のときにぜひ聞いてみてくださいね。きっとなるほど!と思いますよ。
婚活における同行援護のお話
目次
結婚相談所でお見合いが決まった場合、どのようにして会場まで行くか。またどのようにしてお相手を見つけるかで悩まれる方もいらっしゃいます。
見えかたや男女の違いなどでも解決方法は違ってきますので、ひとつの解決策としてこの記事を参考にしてくださいね。
同行援護が使える
結婚相談所での活動では同行援護を使っていただくことができます。
少なくとも全国視覚障害者結婚相談所では使っていただいて構いません。
- 無料相談
- 契約
- お見合い
- 交際
注意していただきたいのは、他の結婚相談所で活動したいと思っている場合です。
視覚障害者に慣れていない結婚相談所では、無料相談時に同行援護従業者を伴って来た場合「自立していないからお相手を見つけることはできない」と見えてしまうことがあります。
ハンディキャップと自立していないということを情報として持っていないことなどが原因です。
その場合は、視覚情報を補うための、必要な支援であり、自分でできることは自立している点をしっかりと伝えて下さい。できれば具体例をあげて伝えると良いです。
お見合い時も同行援護を利用している
お見合い時、と書きましたが、正確にはお見合いの前後です。
お相手の服装などを事前に共有しますので、同行援護従業者に見つけてもらうことができます。
なお、自分およびお相手の服装については、視覚障害者に限らずすべての人がお相手に知らせることになっています。
帰りも利用するため、帰りの時間が必然的に決まってしまうというデメリットはあります。
しかし、最初のお見合いでは1時間程度で切り上げますので、そこまでのデメリットではありません。
同行援護で事前に会場確認する人もいる
同行援護を使って事前にお見合い場所の下見をして、一人でも行けそうなら当日は自力で行くという方法もあります。
駅から会場までの道のりが難しい場合、タクシーを使って会場の入り口につけてもらう方法もあります。
多くはホテルのラウンジですので、ホテルの車係やコンシェルジュが会場まで手引きしてくれる場合があります。事前にホテルに日時を伝えておくと安心です。
同行援護を依頼するときの使用目的を言いづらい
よく聞かれるのが、婚活に同行援護を利用したいが事業者に利用目的を言うのが恥ずかしいという声です。
事業者としては、事細かな情報が欲しいわけではありません。
やんわりと「友人と会う」とか「会食」などと伝えておけば大丈夫です。
とはいえ、いろいろと詮索してしまう同行援護従業者もいらっしゃるかもしれません。
「大事な要件なので今はちょっと言えません」とぼやかして伝えてみてはいかがでしょうか。
同行援護を使って楽しい婚活を!
婚活は、普段なかなか会えない業種の人と出会えたりして、世界が広がる活動だと私は感じました。
自分一人では行くこともなかった場所に行けたり、興味のなかったことも、人を知ることで興味が湧いたりしました。
一度きりしかない人生を、彩り豊かに過ごせると良いですよね!
同居希望の婚活は、待つのではなく、動くことが大切
目次
同居OKは少ない
結婚を考える際、相手の家族との同居を希望する方もいらっしゃいます。しかし、現状では「同居OK」としている人はそれほど多くないのが実情です。婚活市場において、多くの方が検索条件で「同居は難しい」または「要相談」としているため、同居希望の方が申し込みを待っているだけでは、なかなか出会いにつながりにくい状況です。
「同居は難しい」とする人が多い理由
婚活において、多くの方が「同居」を難しいと設定しています。その理由として、
- 実際に同居経験がないため、イメージがわかず「難しい」としてしまう
- 結婚後の生活がどのように変わるのか、具体的に想像しづらい
- できれば夫婦だけで生活したいと考える人が多い
こうした理由から、検索条件で「同居は難しい」と設定している人が多いのです。しかし、これは単に「わからないから、とりあえず難しいにしている」ケースも多く、必ずしも拒絶されているわけではありません。
待つだけではなく、自分から動くこと
同居を希望する場合、待っているだけでは申し込みはほとんど来ません。それは、同居についてあまり考えていない人が多いためです。つまり、「難しい」と設定している人の中にも、実際には状況次第で考え方が変わる人がいる可能性があります。
では、どうすれば良いのか?
答えは、積極的に申し込みをすることです。
自分の希望を知ってもらうためには、待つのではなく、気になる方に直接申し込んでみることが重要です。お互いの価値観や希望を話し合うことで、「実は同居も検討できるかもしれない」と考える人もいます。
同居のメリットを伝える
同居には不安な点もありますが、メリットもあります。
例えば、
- 家族とのつながりが強くなる
- 家事や育児を分担しやすい
- 経済的な負担が減る
こうしたメリットを伝えながら、「どのような形ならお互いが快適に暮らせるか」を話し合うことで、スムーズな婚活につながるかもしれません。
婚活では、「待つ」のではなく「動く」ことが大切です。
同居を希望している方は、積極的にお相手に申し込みをしながら、自分の価値観を伝え、柔軟な対話を重ねることで、理想の結婚につなげていきましょう。
当相談所の特徴をトップページに追加しました
トップページの「この相談所について」に続き「当相談所の特徴」を追加しました。
内容は下の通りです。
会員が確認できる媒体での情報を保障します。(紙媒体をテキストデータ化するなど)
視覚障害者の生活を理解した上でプロフィールを作成します。(無駄なお見合いなく選ばれるプロフ)
障害者としてでなく、ひとりの人間として対応することで、
障害に関係なくあなたの魅力を一緒に掘り下げていきます。
また、試験段階ですが
全盲で結婚相談所で結婚した女性に、メンターとして相談していただける制度をご用意しています。