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結婚相談所でお見合いが決まった場合、どのようにして会場まで行くか。またどのようにしてお相手を見つけるかで悩まれる方もいらっしゃいます。
見えかたや男女の違いなどでも解決方法は違ってきますので、ひとつの解決策としてこの記事を参考にしてくださいね。
同行援護が使える
結婚相談所での活動では同行援護を使っていただくことができます。
少なくとも全国視覚障害者結婚相談所では使っていただいて構いません。
- 無料相談
- 契約
- お見合い
- 交際
注意していただきたいのは、他の結婚相談所で活動したいと思っている場合です。
視覚障害者に慣れていない結婚相談所では、無料相談時に同行援護従業者を伴って来た場合「自立していないからお相手を見つけることはできない」と見えてしまうことがあります。
ハンディキャップと自立していないということを情報として持っていないことなどが原因です。
その場合は、視覚情報を補うための、必要な支援であり、自分でできることは自立している点をしっかりと伝えて下さい。できれば具体例をあげて伝えると良いです。
お見合い時も同行援護を利用している
お見合い時、と書きましたが、正確にはお見合いの前後です。
お相手の服装などを事前に共有しますので、同行援護従業者に見つけてもらうことができます。
なお、自分およびお相手の服装については、視覚障害者に限らずすべての人がお相手に知らせることになっています。
帰りも利用するため、帰りの時間が必然的に決まってしまうというデメリットはあります。
しかし、最初のお見合いでは1時間程度で切り上げますので、そこまでのデメリットではありません。
同行援護で事前に会場確認する人もいる
同行援護を使って事前にお見合い場所の下見をして、一人でも行けそうなら当日は自力で行くという方法もあります。
駅から会場までの道のりが難しい場合、タクシーを使って会場の入り口につけてもらう方法もあります。
多くはホテルのラウンジですので、ホテルの車係やコンシェルジュが会場まで手引きしてくれる場合があります。事前にホテルに日時を伝えておくと安心です。
同行援護を依頼するときの使用目的を言いづらい
よく聞かれるのが、婚活に同行援護を利用したいが事業者に利用目的を言うのが恥ずかしいという声です。
事業者としては、事細かな情報が欲しいわけではありません。
やんわりと「友人と会う」とか「会食」などと伝えておけば大丈夫です。
とはいえ、いろいろと詮索してしまう同行援護従業者もいらっしゃるかもしれません。
「大事な要件なので今はちょっと言えません」とぼやかして伝えてみてはいかがでしょうか。
同行援護を使って楽しい婚活を!
婚活は、普段なかなか会えない業種の人と出会えたりして、世界が広がる活動だと私は感じました。
自分一人では行くこともなかった場所に行けたり、興味のなかったことも、人を知ることで興味が湧いたりしました。
一度きりしかない人生を、彩り豊かに過ごせると良いですよね!