こんにちは。日本視覚障害者結婚相談所の内山です。
今回は緑内障と結婚について、結婚相談所の観点から書いてみたいと思います。
なお、病気の専門家ではないので、その点はご了承いただければと思います。
いつ伝えるのか
将来のパートナーとなる方なので、結婚相談所で活動する上ではどこかの段階で緑内障のことをお伝えする必要があります。
伝える段階はいくつかありますので、お一人おひとりと相談して決めます。
- 初めからプロフィールに書く
- 申し込みをしたり受けたりした段階で伝わる「お問い合わせ項目」に書く
- 交際期間中に自分から切り出す
お相手への伝え方
緑内障の進行スピードは様々かもしれませんが、進行しないとは言い切れない病気です。
これを伝えた上で、どういう原因で悪化するのか。悪化しないために日常生活でこんなことに気をつけている、という内容をお相手にしっかりとお伝えするようにします。
「わからない」ということが「不安」につながるため、このようにしてできるだけ払拭してあげることが大切です。
遺伝について
緑内障は遺伝性のものとそうでないものがあります。
お子さんを望まれる場合で、遺伝しないことが確実にわかっているのであれば、はっきりお相手に伝わるようにしましょう。
遺伝するかどうかわからない場合は、かかりつけ医に聞いてみることも必要かもしれません。
網膜色素変性症で全盲になられた「盲人ウエカジ」さんは、調べてみることをおすすめしているそうです。
遺伝する場合でも、100%遺伝するわけではないことを伝えるということも、また大切です。
緑内障になったら結婚できない?
緑内障になったら結婚できないのでしょうか?
眼科医の先生によるYouTubeが参考になります。
緑内障でたとえ見えなくなっても訓練して健常者と同じような生活ができると解説してくださっています。
下は眼科医のYouTubeです。聞いてみてください。
「もし失明した場合は」など、その先の展望をしっかりと考えていますよ、という表明ができるとお相手が安心します。
緑内障でも結婚できます
これまで見てきた、緑内障の病気や遺伝について自分でしっかり知り、伝え方のポイントをつかみ、適切な時期に伝えることに加え、プロフィールの中でお相手の不安や懸念材料を払拭することで、緑内障があっても結婚することは可能です。
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