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報告 10月25日のオンライン婚活パーティー

10月25日の視覚障害者向けオンライン婚活パーティーは、キャンセルなどがありましたが男女1対1で、ゆったりとしたお時間が確保できたとの声がありました。

そのためか見事マッチングし、改めてお見合いに進まれました。良いご縁でありますように。

障害年金って自分の分だけじゃないんですって!

障害年金って自分がもらえるだけじゃないって知ってましたか?
先日の障害年金の勉強会でとても参考になったことはこれでした!

目次

子ども加算がつく

お子さんができると、その分の加算がつきます。人数に応じて次のようになっています。

ひとり目とふたり目は一人あたり年額239,300円が支給されます。月額20,000円弱が支給されると言うことです。なお3人目以降は79,800円です。

今の収入の中から子育てをすると考えると、少し不安がある方も、安心できるのではないでしょうか。

夫婦のどちらもが受給権を持っている場合、夫婦どちらにもこの年額が支給されます。つまり子供が1人であれば月額40,000円弱が支給されます。

障害厚生年金の方には子ども加算と配偶者加算

障害厚生年金の支給がある方は、子ども加算に加えて配偶者加算もあります。
年金額は239,300円で、月額にすると、子ども加算と同じく20,000円弱の支給です。

2人で一緒に住むことになった場合、光熱水費や食費等がりますが単純に倍にはならないので、毎月20,000円位のお金が増えればかなり楽になりますよね。

なお配偶者加算については、夫婦のどちらもが受給権を持っており、年金を受給している場合は、加算の対象になりません。どちらかが年金を受給していない場合には、つくと言うことです。

年金について詳しく知る

年金についてより詳しく知りたい方は内山までご相談ください。

子どもを産み、育てていくことに不安がある方

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収入面で不安が…

こんなご相談が寄せられました。
「自分の収入を考えると、子どもを持つこと自体、できるのかなと不安があります」

よくよくお話を聞いてみると、この弱視の男性は東京での一人暮らしながら毎月10万円を貯金できるほどお金の使い方上手で、20代後半にしてすでに貯金が1000万円あるそうです。

30代の全盲の男性も年収はそんなに高くないけれど、障害年金や手当などを含めると毎月のお金には余裕があり、やはりこの方も1000万円の貯金がおありでした。

新NISAの活用が鍵を握る

そんなお悩みを解消する手段として、新NISAの活用はとても有益だと感じます。
私自身、800万円の貯金を元手にNISAを徹底的に勉強し4年で600万円の含み益を実現しています。途中でNISAの制度が新NISAへと移行した関係もあり、いちど換金した経緯がありますが、その影響を受けていないジュニアNISA口座を持つ娘の運用益は4年でほぼ倍増しています。

管理していくという課題と打開策

ただこの新NISAを活用するには、仕事や生活で目や耳をフル活用しており人によっては本当にいっぱいいっぱいであるという方もいらっしゃいました。そういう中で口座の管理をしていくとなると難しいという話も現実には寄せられています。この現状を打開する方法として、視覚障害者向けの資産形成をサポートする仕組みを現在整えています。

事業化の意図

結婚相談所として、なぜこれを事業化しようとしているかといいますと、恋愛や結婚、新しい住居の確保、そして望む方には子どもを産み育てていくことのサポートを一貫して担っていきたいと考えているためです。
見えづらさの変化なども出てくるときに同じ窓口で相談できると言う安心感が提供できれば当相談所としても嬉しいことです。

実際に、見えづらくなり始めた男性がこちらの結婚相談所で利用し始めたときに、この先の仕事や生活をイメージするためにも見えづらさへのサポートをしている専門機関への訪問を提案したところ、婚活へも肯定的な意味付けがされて「教えてもらってよかった」とおっしゃっていました。

こんな風に当相談所を人生の指南役としてご活用いただければ幸いです。

あなたが今世したいことはなんですか?

だんだんと事業を手伝ってくれる仲間が増えてきたことも事業展開のあと押しになっています。あなたをバックアップする体制がどんどん整ってきています。
ぜひ、あなたの今世の人生を楽しんで過ごせるよう支援させていただければと思います。

あなたは今世、何をしたいでしょうか?

私は今世の人生で、全国の視覚障害の皆さんの引越しのお手伝いをさせていただくことが次に控えている私がしたい事業です。

あなたのお話もぜひお聞かせください。

あなたを条件ではなく人として見る

私が面談で大切にしていることです。

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心に残った新規会員さんのひとこと

「面談を通して、内山さんが私の中身をしっかりと見てくれているのが分かったので感動しました」

10月に新しく入会された方から、そんな言葉をいただきました。

短い言葉の中に、これまでの婚活で感じてきた不安や、一人の人間として理解してもらえたという安心感が滲んでいるように感じました。

条件ではなく、「人生の軸」を伺う時間

結婚相談所の面談というと、「プロフィール作成のための聞き取り」や「希望条件の確認」と思われがちです。

しかし私が本当に大切にしているのは、“どんな価値観で生きてきたのか”“どんな瞬間に幸せを感じるのか”という、その方の「人生の軸」を知ることです。

障害についてももちろん聞くのですが、どのような軸を持って、どんなところが相手にとって魅力的なのかをまず私が知るために深掘りさせていただきます。実はそこから、障害とともに生きているからこその輝きを見出せることも多いのです。

また、お相手探しにおいて重要なのは、条件の一致よりも、“方向性の一致”です。立ち位置は同じじゃないかもしれないけれど、見据える先は同じ方向。これが結婚には求められます。

「理解する」ことが、魅力を伝える第一歩

私は、会員さんを深く知らないままお相手探しを進めることはできません。

なぜなら、どれだけ魅力的な方でも、仲人である私の言葉に“実感”がなければ、お相手の心には届かないからです。

「どんな方なのか」を本気で理解することが、仲人としての責任であり、最も大切な仕事だと思っています。

あなたの想いを、私が言葉にします

面談は、単なる入会手続きではなく、“信頼関係を築く第一歩”です。

あなたが自分をうまく表現できなくても大丈夫。

時間をかけて一緒に言葉を探しながら、あなたらしさを引き出し、未来に向けての道筋を描いていきます。

結びに

「本当に自分を見てくれた」と感じてもらえる関わりを、これからも一人ひとりに。

条件ではなく“人”を見つめる婚活支援を、私は何よりも大切にしています。

関連する記事

【終了イベント】障害年金って何?という方、ぜひご参加ください

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こんなことはありませんか?

  • 働いてはいるけれど、将来、目の状態が変わったらどうなるのか心配
  • 見えにくさがあって仕事を続けるのが難しいと感じても、経済的な備えがなくて不安になる
  • 障害年金って、自分も対象になるのかどうか、実はよく分からない
  • 手続きの仕方が複雑そうで、結局あきらめてしまっている

こんな人に向いています

  • パートナーと支え合って生きたいけれど、自分の状況で結婚できるのか自信が持てない
  • 安心できる生活基盤と、人とのつながりの両方を手に入れたい

詳細

10月8日(水) 20時から

テーマは 「障害年金の正しい知識と準備」で社会保険労務士の方にお話いただきます。

顔出し不要
参加費無料

申し込み

公式LINEまたはメールでお申し込みください。

関連する記事

青年協議会レジュメ

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2025年9月に行われた日本視覚障害者団連合青年協議会「第71回全国視覚障害者青年研修大会(愛知大会)」の2日目、講演会をさせていただいたレジュメ内容です。

『見えない、見えにくいからこそ大切にしたい好印象と人との境界線』

講演者 内山 亜希

今日の目標「今以上に豊かなコミュニケーションのきっかけとその周辺情報をお伝えすること」

好印象の正体

好印象はポジティブな心から生まれる
ポジティブに生きるには
他信を自信に変える
弱みは強みに変える
ネガティブな紐付けはポジティブな紐付けに変える

見た目の好印象

印象の良い見た目にすることで、自分にプラスにもなっていく

好印象のコミュニケーション

相手の上質世界に触れる会話をしよう
そして、7つの習慣を意識して話そう

  1. 傾聴する
  2. 支援する
  3. 励ます
  4. 尊敬する
  5. 信頼する
  6. 受容する
  7. アイメッセージで交渉する

人との境界線、距離感

人それぞれ違うけど、相手の基準も尊重するなら
初対面の人とは、自分の手の長さ位の距離
友達以上、恋人未満は、人1人分
付き合う1歩手前の距離感は要注意!

おまけ

匂いの男女差
音にセンシティブ
笑顔の作り方
恋愛における男女での価値観の違い

まとめ

好印象はポジティブが生み出す。それがより豊かなコミュニケーションを産む。そして人との境界線は人によって異なるので相手の境界線も尊重する。

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お見合い前お断り理由ランキング!

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堂々の第一位は?

IBJ(日本結婚相談所連盟)が出したお見合い前お断り理由ランキングで、堂々の第一位が「写真の印象」でした。2025年1月〜6月に申し込まれた案件での調査結果となっています。

お見合い前、なので、お見合いの申し込みがお相手からあったときに、受けるか受けないかを考える上で重要視しているのは何かということです。

その堂々第一位が「写真の印象」だったわけです。
私は常々、写真は重要だ!と言ってきました。だって書類審査なので!と。
この調査結果で、いかに写真が重要かお分かりいただけたのではないでしょうか。

全国視覚障害者結婚相談所ではこれがおすすめ!

ですから、スタイリストさんと洋服やアイテムの調整をして、写真もそのスタイリストさんが付いていっての撮影がおすすめなのです。
しかも、私が無料相談も含めると4時間にわたりお話をさせてもらった結果、この方にはこんな風に映ってもらいたいという要望をスタイリストさんにお伝えして、カメラマンさんとも一丸となって撮る写真は他ではなかなか演出できません。しかも視覚障害についてもよくわかっている方々なので、その点も安心していただけます。

男女別ランキング

男女のランキングを載せておきます。

男性が出したお断り理由

1位 写真の印象 35%
2位 年齢 27%
3位 趣味・共通点 12%

女性が出したお断り理由

1位 写真の印象 31%
2位 年齢 27%
3位 居住地 16%

3位に男女別の違いと対処法

3位は男女で特有の違いが見られ、私としては興味深かったです。
なぜかというと、男性は競う生き物なので、女性が全く知らない趣味ばかりで共通点がない場合、本能的に不安になります。なので趣味などの共通点がある人を好む傾向があります。

実際には、プロフィールに書いてあることはその人の人生のほんの一部でしかありません。
実は重なる部分って探していけばいくらでもあるものです。それに女性は競う気なんかありませんので気にせずお見合いへ向かいましょう。

女性のほうは、原始時代に生活する場所を守る役割だったため、現在の生活の基盤がある場所を離れる選択をしづらいです。現代では仕事もしており勤務先に通えるかも考えての決断と言えます。

こういった女性への、男性側の対策としては、プロフィール文に将来の居住地の候補や、在宅勤務の頻度、多少遠くても通勤する覚悟があることなどを記載しておくと良いです。